2011/08/11 - 2011/08/18
613位(同エリア4378件中)
ぬいぬいさん
今年の夏は『トルコ』
なんで『トルコ』なの?
みんなから質問されました。
それは、ビザンチン帝国、オスマン帝国の都として1600年の悠久の歴史を持ちボスポラス海峡を境にしてヨーロッパサイトとアジアサイトの2つに分断された東西文明の接点にあり、私の大好きな歴史的建造物が点在する街全体が世界遺産に登録されたエキゾチックな街 イスタンブールともうひとつ世界遺産アナトリアの大地が造り上げた大自然の神秘カッパドキアそんな街が歩きたくて、見たくてトルコ行きが決まりました。
でも、おまかせツアーと違って、個人旅行でのトルコでの移動は思いのほか大変で
8日間の旅なのに、ホテルでゆっくり泊れるのは3日間。
あとは機内2泊、夜行バス車中2泊と結構ハードな旅になりました。
そして、今回旅のテーマに掲げたのが人との出会い。
いつもは旅先で必要以上の人とのかかわりを避けていましたが、今回は積極的に出会いを求めて現地の人たちを含め、数多くの人と知り合うことができました。
ボスポラス海峡の昇る朝日
カッパドキアの大地に昇る朝日と沈む夕日
素晴らしい歴史的建造物の数々
今年の夏は、いつもにもましてとても充実した旅をすることができました。
そんな旅の一部始終をイスタンブール編とカッパドキア編(2編)の3つに分けて紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
22時間かけてたどり着いたイスタンブール。
ホテルにチェックインしてひと休みした後は、さっそく街歩き開始。
まずはオリエントエクスプレスの終着駅だったシルケジ駅から。 -
パリとイスタンブールを結んでいた、オリエントエクスプレスは1977年に廃止になっています。
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ガラタ橋のふもとのエミノニュのこの船で作っている名物B級グルメといえば・・・
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これ、焼きサバ
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ミスマッチと思われそうな焼いたサバをパンに野菜と一緒にはさんで、塩とレモン汁を振って食べるサバサンド
これがなかなかの美味でした。 -
イスタンブールを代表するバザールといえば、グランドバザールですが、ここガラタ橋のそばにあるエジプシャンバザールは、その昔エジプトからの貢物を集めて設営されていたことにちなんだ名称。
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もともと香辛料のお店が90件以上並んでいたことからスパイスバザールとも呼ばれています。
-
イスタンブールには、数多くのジャーミィがありますが、エジプシャンバザールの隣にあるリュステム・パシャ・ジャーミィは16世紀に造られたもの。
ドームの内部に張られたタイルの赤は、16世紀後半にだけ使われたイズニックタイル -
金角湾をはさんだ旧市街地と新市街地を結ぶ橋は、ガラタ橋
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向こう岸の新市街地
ひときわそびえたつのはガラタ塔 -
橋は2層の構造になっていて、上はトラムや車が走っていて、歩道には釣人が一日中糸を垂らしています。
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釣りを見ながら歩いていると、地元のおじさんたちに写真を撮れとリクエストされパチリ
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下はシーフードのレストランやカフェが並び深夜まで営業しています。
-
橋を渡ったカラキョイ側でもサバサンド
うまいから食えと猛烈な売り込み攻勢をかけられましたが、さすがにさっき食べたばかりでこちらはパス -
ガラタ橋を渡ると新市街 その坂道を登っていくと新市街のランドマークになっているガラタ塔があります。
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高さ67mの塔で、現在残ってるのは14世紀以降のもので、最上階は展望テラスになっていてイスタンブールの街並みの景色がパノラマで楽しめます。
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ボスポラス海峡の向こう側はアジアサイト。
左奥に見えているのがヨーロッパサイトとアジアサイトを結ぶボスポラス大橋。 -
こちらは金角湾にかかるガラタ橋 向こう側が旧市街
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新市街を走るノスタルジックトラム
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イチオシ
一人旅で一番困るのが夕食
ランチは一人でも気楽ですが、夕食だけは一人だと品数を頼めないし、いい歳したおじさんが一人で飯食ってるとなんか侘しい感じがして嫌いなんです。
でも、イスタンブール初日の夜は日中ベリーダンスのショーを予約した、トゥルーブルーツアーの里美さんたちと合流することに。
場所はカラキョイのガラタ橋を渡ってすぐのシーフードレストラン、オリンピアット
トルコは肉料理が多くて、最近めっきり肉料理が苦手な私には渡りに船 -
ここで彼女が案内してきた広島から遊びに来ていたOLさんたちと合流して、楽しく会食させていただきました。
おススメはこちらの名物イカリング -
最後に一度飲んでみたいと思っていた、ブドウの皮とアニスで造った蒸留酒ラクを少しだけ。透明のお酒ですが水で割ると白く濁ることから、ライオンのミルクと呼ばれているとか。
味は? ストレートで飲むと喉の奥からカアッとなるほど強い酒でした。
このお店格安で、案内してくれた里美さんの顔もきいていたようですが、4人で飲んで食べてワインを1本頼んでも日本円で7000円もしないリーズナブルなお店でした。 -
イスタンブール2日目はホテル周辺の歴史地区の世界遺産めぐり
先ずはじめにアヤソフィアから。
ここは、6世紀のビザンチン帝国時代に正統派キリスト教の大聖堂として建設されたもので、ビザンティン建築の最高傑作と評価されている建物です。 -
イチオシ
その歴史と威容から、オスマン帝国の時代においても第一級の格式を誇るモスクとして利用されましたが、その際壁のモザイク画は漆喰で塗り消されてしまいました、現在は一部復元されています。
こちらは有名なデイシスのモザイクイコン -
その隣にあるのは、通称ブルーモスクと呼ばれているスルタンアフメットジャーミィ
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イチオシ
17世紀初めの創建でイスタンブールでも最も美しく、壮大なモスクのひとつ。
内部が青いタイルで彩られているのでブルー・モスクと呼ばれています。 -
イチオシ
こちらは地下宮殿。東ローマ帝国が貯水池としてつかわれていたもので、余った円柱を300本以上使ってつかってつくられたもので、柱のデザインの統一性がないのは、地下の貯水池なので美的効果を必要としなかったため、半端な材料が用いられたとか。
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こちらは15世紀中頃から19世紀中頃までオスマン帝国の君主が居住したとトプカプ宮殿。
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イスタンブール旧市街のある半島の先端部分、三方をボスポラス海峡とマルマラ海、金角湾に囲まれた丘にあるため、眺望は抜群です。
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この後、昨日一緒に食事をした女の子たちから聞いたボスポラス海峡のクルージングに出かけました。船はエミノニュから出航しています。
乗り場でボスポラス、ボスポラスと連呼しているのですぐわかります。
料金は10トルコリラ(約450円)
往復約2時間ほどのクルージングです。 -
海に浮かぶのは乙女の塔
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ルメリ・ヒサール はヨーロッパ側にある要塞で、征服王メフメットが15世紀中ごろ、イスタンブール侵攻に先立ってわずか4カ月で造りあげたものだとか。
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イスタンブールーのバザールといえばやっぱりグランドバザール。
カッパドキアから戻ってスタートはこのバザールから。 -
東西の物資が集まる屋根つきの市場は中東最大のもので、約4400ものお店が軒を連ねています。
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この巨大バザールの中でも、一番古い部分がオールドバザール。
アンティークのお店などが並んでいます。 -
ここではスタンド型のランプを購入
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ローマ帝国時代の4世紀の遺構 ヴァレンス水道橋
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当時は1キロほどあったようですが現存するのは800mほど
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ここから12世紀に建立された修道院 ゼイレックジャーミィを探して歩きまわりましたが、地球の歩き方の地図、実際とはかなり違っていて、彷徨い歩くことに。
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道を尋ねながら歩いていると古い民家の建ち並ぶ一角に
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道でくつろぐ家族 ここが彼らのリビングルーム
もうすぐそばだという -
ようやくたどり着いたら、改修工事中で残念ながら見ることができず
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こちらは金角湾を見下ろす丘の上に建っている、スュレイマニエ・ジャーミィ
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16世紀に建てられたもので、トルコ最高の建築家といわれるミマール・スイナンによるもの
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オスマン帝国の最盛期の建てられたこのジャーミィ
なかなかの見ごたえです。 -
イスタンブール最後の夜は、ナイトクラブ『スルタナス』でのベリーダンスショー
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通常ディナー付きのショーは80から90ユーロが相場で、普通にお店に直接行くとそのくらいかかってしまいますが、地元のトゥルーブルーツアーで45ユーロで予約。
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イチオシ
お腹がバイブレーターのように細かな振動で震えるプロの技を見せてもらいました。
でも、こうして見るとまるで場末のストリップのように見えないこともありませんが・・・ -
客席はステージを囲んでテーブルが配置されていますが、かなり格差があって、普通一人だとステージから遠い席になってしまうようですが、真横の2番目の席で良く見えました。どこから来たのか事前に確認され、テーブルにはトルコの国旗とともに、日の丸の旗が飾られています。
ちなみに45ユーロには2ドリンクとホテルの送迎が含まれています。
ステージのダンスに釘付けになっているうちにほとんど食べていないこのメインの料理は、いつもまにか姿を消していました。
ショーは9時頃に始まり12時頃まで繰り広げられます。 -
日本に帰る日の朝は早起きして、イスタンブールのご来光を眺めにガラタ橋へ。
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イチオシ
ボスポラス海峡の向うのアジアサイトから、間もなく太陽が顔を出します。
-
ジャーン 太陽の登場 日の出です。
ただ今の時間6時10分
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この旅行記へのコメント (4)
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- jyugonさん 2011/08/26 21:47:05
- 美しい!!
- ぬいぬいさん こんばんは〜
ご無沙汰しておりますが、お元気そうで何よりです〜
地下宮殿 なんて幻想的で美しいのでしょう!
この映り込みだけで充分…
建造物だけでもぬいぬいさん目を充分に満足させてくれそうですね。
トプカプ宮殿は以前秘宝展を見に参りまして、うっとりした覚えがあります。
たまたま我が家にもトルコへ行けそうな気配が俄かに湧き上がっているのです〜
そんな折にタイムリーな旅記のアップでしたので興味津々
楽しませて頂いております〜
カッパドキア 一番お贅沢は何もせずにただぼ〜っと風景を眺めていること…
本当にそんな風景ですね〜
ここに朝焼けが重なったらどんなに美しいかしら〜なんて勝手に想像しています。
ツアーでは味わえない旅の続き楽しみに拝見させて頂きます。
関東は少し涼しくなりましたか?
こちらはまたまた残暑復活…
夏の疲れが出る頃ですので、どうぞお体ご自愛くださいませm(__)m
jyugon
- ぬいぬいさん からの返信 2011/08/28 07:10:16
- トルコ いいところですよ!
- jyugonさん
ホントご無沙汰です。
チュニジア、スペインをあきらめて行ったトルコでしたが
昨年のパリ以上に楽しめて大満足でした。
何もしないで、ただボォーッとしていることが、こんな贅沢なことだったことを発見したし、トルコの旅 正解だったようです。
> ここに朝焼けが重なったらどんなに美しいかしら〜なんて勝手に想像しています。
リクエストにお応えして朝焼けの写真 アップしました。
東京はここのところ天気が悪くて、雨続き
今日は朝から久々の青空、蝉の鳴き声も聞こえ暑さが戻ってきそうです。
実は今日、長男の結婚式でこれから出かけるところですが
父親の挨拶を控え
ちょっとドキドキしてます。
トルコ ぜひ出かけてみてください
いいところですよ!
- jyugonさん からの返信 2011/08/29 01:05:29
- RE: トルコ いいところですよ!
- > リクエストにお応えして朝焼けの写真 アップしました。
拝見させて頂きました。気球には乗るよりこんな風にブルーモーメントの中に浮かぶ姿を見ている方がいいかも…
それにしても素晴らしい写真ですね〜
> 東京はここのところ天気が悪くて、雨続き
> 今日は朝から久々の青空、蝉の鳴き声も聞こえ暑さが戻ってきそうです。
> 実は今日、長男の結婚式でこれから出かけるところですが
> 父親の挨拶を控え
> ちょっとドキドキしてます。
それはおめでとうございます!
お嬢様でなくともやはり緊張なさいますよね。
どうぞ、お幸せに、心よりお祝い申し上げますm(__)m
> トルコ ぜひ出かけてみてください
> いいところですよ!
ありがとうございます。
プッシュしてみましょう(*^_^*)
jyugon
- ぬいぬいさん からの返信 2011/08/30 18:14:46
- ありがとうございます
- jyugonさん こんばんは
息子の結婚式 無事終わりました。
父親のスピーチ、朝は完璧だったのに
本番はちょっととちってしまいました。
まあ、それも愛嬌
でも、終わってみれば夫婦してどっと疲れてしまい、母親を誘って週末は温泉でのんびりしてきます。
カッパドキアのこのバルーン
下から見ていても結構恐そうで
高所恐怖症の私にはとても無理
山の上から眺めているのが正解だったようです。
でも、サンセットもサンライズもどちらも贅沢な時間を過ごすことができました。
東京に戻ってからセカセカした忙しい毎日で、まだ何日もたっていないのに
のんびりとしたカッパドキアが懐かしい気分です。
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